スタジオキャンパスは「ちょっと変な塾」です。
どう変ですかって? それは、他の中学受験塾には決して成立し得ない指導体制を創業時より貫いて いることです。そして、この指導体制がわたしたちの誇りです。
スタジオキャンパスの指導体制をほんのちょっと紹介しましょう。
中学受験塾の多くは学生のアルバイト講師に依存しているところがほとんどです。スタジオキャンパスは全員がベテランの正社員スタッフ。どの学年、どのクラスにおいても質の高い指導が受けられます。
スタジオキャンパスの1クラス定員は、3年生が8名、4?6年生が12名とかなりの少人数です。子どもたちひとり一人が授業で「主役」になれる環境です。「座っているだけで授業が終わる」なんてことは決してありません。授業欠席者対象の振替授業も充実しています。
スタジオキャンパスは独自のメインテキストを使用し、また、オリジナルカリキュラムを有しています。わたしたちは指導者であるとともに、最新の中学入試問題を丹念に分析し、それを教材にふんだんに反映する「研究者」でもあります。
「中学受験をトータルプロデュース。」を合言葉に、スタジオキャンパスでは多くの取り組みをしています。たとえば、平日・土曜日には自習室を常時開放。塾で勉強を完結することができます。約600 種類の自習専用プリントも用意。「いつ、何を」勉強すべきかがすぐに分かります。また、お弁当配達サービスも実施。お忙しい保護者の皆様をサポートします。さらに、保護者の送迎の負担を減らすべく、授業後はスタッフが付き添い、駅やバス停まで子どもたちを送ります。
中学受験の「合格」は成功を保証してくれるものではありません。わたしたちは子どもたち全員の第1志望校合格を希求するとともに、中学受験で燃え尽きない工夫を凝らしています。たとえば、子どもたちが将来の夢を描ける「夢キャンパス」という講演会の定期開催。社会人や学生をゲストに招き、いろんな世界を知ることができます。また、卒塾時には「アフターフォローチケット」を進呈。高校卒業時まで勉強や進路の相談にしっかり乗ります。実際に、スタジオキャンパスは多くの卒塾生が連日訪れています。
5つのポイントに絞りましたが、他にもスタジオキャンパス独自の取り組みがたくさんあります。「採算」ばかりを考える塾にとっては「不都合」な取り組みばかり。でも、わたしたちが第1に考えたいのは、わたしたちがご家庭の一員になるつもりで、中学受験をトータルプロデュースという点です。スタジオキャンパスが「ちょっと変」なのは、まさに「他の多くの塾の限界を悠々と飛び超える」この点に凝縮されます。
スタジオキャンパスが自由が丘の地で産声をあげてから13年目を迎えました。皆様の温かなご支援のもと、多くの子どもたちがスタジオキャンパスに集い、中学受験に向けて日々勉学に励んでいます。そして、昨年より「スタジオキャンパス三田校」を新規開校。わたしたちの教育がさらに広まることを願っています。
わたしたちは創業以来、「自ら教わり育つ、たくましい人間の創造。」を教育理念に掲げ、子どもたちが学習を楽しみ、積極的に取り組める環境を整えてきました。
わたしたちは、子どもたちが中学受験を通じて、物事に自ら立ち向かう姿勢を身に付けられるよう導いてまいります。この姿勢は、子どもたちが将来社会で活躍できる原動力になると確信しています。
スタジオキャンパスのこれまでの中学入試結果は、一般基準と比較するとかなり高い合格率を誇っています。しかし、わたしたちは現状に決して満足しているわけではありません。わたしたちは「自分たちに足りないものは何か」「子どもたち、保護者にとってよりよいサポートとは何か」を常に意識しながら、システムのメンテナンスを怠らず、指導力の研鑽に励んでいきたいと決意しています。子どもたち全員が第1志望校に合格してほしい。そして、その先、たくましく育ってほしい。―スタッフ全員がこの思いを胸に、今日も子どもたちを指導しています。
受験のすべてを、ぜひ、お任せください。
【矢野耕平/プロフィール】
大手塾に13年間勤めたあと、2007年にスタジオキャンパスを設立、代表に就任。現在は国語専科博耕房代表、民間学童保育施設ABI-STAの顧問を務める。著書に『中学受験で子どもを伸ばす親ダメにする親』(ダイヤモンド社)、『男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実』『女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密』(ともに文春新書/文藝春秋)など著書10冊。最新刊は2021年2月に刊行した『令和の中学受験 保護者のための参考書』(講談社+α新書/講談社)。また、旺文社中高受験パスナビ、プレジデントFamily中学受験部、プレジデントOnline、AERA dot.やビジネスジャーナルなどで連載記事を執筆している。
【矢野耕平の著書一覧】
『中学受験で子どもを伸ばす親ダメにする親』(ダイヤモンド社) 2008年8月
『iPadで教育が変わる(マイコミ新書)』(毎日コミュニケーションズ) 2010年9月
『13歳からのことば事典』(メイツ出版) 2014年7月
『女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密(文春新書)』(文藝春秋) 2015年10月
『LINEで子どもがバカになる(講談社+α新書)』(講談社) 2016年4月
『旧名門校vs.新名門校(SB新書)』(SBクリエイティブ) 2018年12月
『男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実(文春新書)』(文藝春秋)2019年11月
『早慶MARCHに入れる中学・高校(朝日新書)』(朝日新聞出版)2019年12月
『令和の中学受験 保護者のための参考書(講談社+α新書)』(講談社)2021年2月